伊能社中 地理・歴史科教育マガジン

2014年05月号 vol.1【創刊号】

第5回伊能社中カレッジ -伊能社中の話をしよう-

2014年06月08日 17:44 by Okita_Sho
2014年06月08日 17:44 by Okita_Sho
今日の記事は... 

先日4/29(火・祝)に行われた第5回伊能社中カレッジのご報告をいたします。

さぁ、『伊能社中の話をしよう』!


はじめに 

伊能社中カレッジとは、学生スタッフの公開型勉強会です。

 伊能社中の活動に参加している学生スタッフのさらなるスキルアップを目指して、公開型と形態をとっております。
そして、内部、外部問わず全ての参加者のスキルアップを目指し、おもしろい教材の披露や電子地図を使った模擬授業等行っています。また、教育について皆で議論し、考える場を目指しています。研修会とは違い『新たなことへの挑戦』の場としても活用しています。


伊能社中カレッジとは... 

 

簡単ではありますが、今回の伊能社中カレッジの内容を時系列に沿って振り返ってみたいと思います。 

※概要はコチラ



①13:00〜:「いろいろな教育に触れてみよう!」(準備運動)ー広報局・沖田

伊能社中には地理歴史の専門家以外にも様々なメンバーがいます。様々な側面から教育を見るためにということで、ドイツ語を専門としている広報局・沖田による模擬授業を行いました。

参加者が実際に座っていた時間はわずか数分でした。とにかく動き回る!とにかくしゃべりまくる! 実はこの授業、最先端のICTを用いた外国語教育の模擬授業でした。にも関わらず、ICT機器を使用せずに終わりました。 

今日、ICT機器は授業と切っても切れない縁となりつつあります。必ずしもICT機器をフルに活用しなければならない...という訳ではないのです。デジタルとアナログ、それぞれをうまく組み合わせることで、より良い授業に繋がるのではないでしょうか。


 


②13:30〜:「伊能社中ってどんな組織?」(団体紹介)ー理事・田村 

初・伊能社中の方々に向けて、理事・田村が伊能社中を紹介しました。 

※関連記事:<伊能社中とは?>

伊能社中の理念からはじまり、どんな組織なのか、何をしているのか、何を目指しているのかはもちろん、伊能社中メンバーとして活動する場合、どのようなことをして、どのようなスキルが必要で身に付くのか、また、どのような人材を求めているのかをお話ししました。

この伊能社中紹介は、次のプログラムへと繋がります。 


③13:50〜:「伊能社中のメンバーってどんな人?」(メンバーの成長報告)ー人材局・福井、教育局・竹岡 

今回の伊能社中カレッジでは、まだ見ぬ新メンバーとの出会いを求めての開催という一面もありました。伊能社中に加入するにあたり、実際にどのような活動をしていくのか、掴みづらいところがありますよね。そこで、一番近い先輩である人材局・福井と教育局・竹岡が『伊能社中で活動した1年間』についてライトニングトークで発表しました。 

2人とも、昨年4月の伊能社中カレッジをきっかけに伊能社中へと加入しました。
所属する部局も、興味・専門も違う2人が経験したことは、おもしろいぐらい異なるものでした。
学生時代には獲得できない教員をする上で必要なスキルや、別の分野であるデータの扱い方、プレゼンテーションでの立ち振る舞い方等、幅広いスキルの獲得ができていたようです。

贔屓目無しでも、その成長ぶりは目を見張るものがありました。 2人の発表を見て、「奇跡と思えるぐらいの成長ぶりだ」と感嘆の声を上げる先輩もいたぐらいです。それと同時に、追い付かれるのではないかと焦りを持つ方もいたようです。   


④14:10〜:「伊能社中をもっと知ろう!」(ファンドレイジングに関するワークショップ)ー事務局長・井出

ここまでは『今までの伊能社中の話』でしたが、ここからは『これからの伊能社中の話』です。

特に今の伊能社中に必要なのは、伊能社中が目指すべき具体的な方向を共有すること、そして、実際に活動して行く上で必要なものをより明確にするという点があり、ファンドレイジングを行いました。

伊能社中メンバー1人が必ず入るように、3人1組で班を作り、議論し全体で共有しました。
議論は白熱し、いつの間にか終了の時間を迎えてしまいました。

組織としての方向性はもちろん、個々人が組織のために何をすべきかが明確にできたのではないでしょうか。


さいごに 

今回の伊能社中カレッジは、今まで以上に多くのメンバーが発表しました。
特に昨年加入したメンバー(沖田、福井、竹岡)の成長ぶりを見て頂く場となりました。
また、昨年から加入したメンバーで当日参加できなかった広報局・藤井も、ポスターや配布資料作成で伊能社中カレッジに貢献しております(下画像)! 

 

今回の伊能社中カレッジの最大の目的は、伊能社中の『組織』としての姿、そして、『人』を皆様に見て、感じ、知って頂き、まだ見ぬ同じ志を持つ仲間を求めての開催でした。そして...

 

新たな伊能社中メンバーが誕生しました!!
皆様と、新伊能社中メンバーとがお会いできる日も近いことと思います!!   

今後も伊能社中では公開型内部向け勉強会・伊能社中カレッジを開催していきます。
内容はその都度変わりますので、一度参加された方もぜひもう一度、二度と参加されてみてはいかがでしょうか?


第6回伊能社中カレッジのお知らせ  

7月中旬〜8月初旬を予定しています。
会場は関西圏となります。
※伊能社中カレッジは3ヶ月に一度の開催。

関連記事

あなたの可能性が地理・歴史科のICT教育の未来

2014年06月号 vol.3

「EDUPEDIA×伊能社中」①

2014年05月号 vol.2

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

2014年11月号 vol.11

今回は、G空間Expo2014内で伊能社中が関わったセッション各所からの報告!…