伊能社中 地理・歴史科教育マガジン

2014年05月号 vol.2

明日から使えるGoogleEarth講座②(初級編) -地図に線(パス)を引くには?-【電子地図教材】

2014年06月08日 17:36 by naoya_nishibayashi
2014年06月08日 17:36 by naoya_nishibayashi



今日の記事は...

Google Earthで自分オリジナルの地図を作ろう。

第2回目のテーマは線(パス)引き方です。

はじめに

ポイントに慣れたら、今度は地図上に線を引いてみたいと思いませんか?
ルートや境界線、河川などを表現できたら表現の幅が広がります。

今回は山手線をなぞってみましょう。

【Step.1】

メニューバーにあるを右クリック、もしくは、サイドバーを右クリック→[追加]→[パス]してみましょう。



【Step.2】

線を引きたい場所にカーソルを持っていき、クリック、クリック、クリック…。 
線の名前をつけたり、説明のところに線の説明文を書いたりすることもできます。 



【Step.3】

間違えた場合も大丈夫です。
Back spaceキーでひとつずつ戻れます。また、赤い点を動かして線を編集することもできます。



【Step.4】

線のプロパティでは、線の名称、説明、線の色、太さを変更することができます。


また、測定タブでは線の長さも見ることができます。



【Step.5】

標高タブで、「地面に相対」もしくは「海底に相対」を選択して、高さを指定すれば、その高さ分線に高さを持たせることもできます。表現したいものに合わせて、色や太さ、高さを持たせてOKを押せば線の完成です。



さいごに

線の作成はいかがでしたでしょうか。
線(パス)を使えば地点間を線で結んだり、前回紹介したポイントと組み合わせて鉄道やスキー場のリフトなどをきれいに見せたりできます。ぜひご活用ください。

おまけ

それにしても、山手線を線で囲って高さを持たせると、某漫画の「壁」みたいなになってしまいましたね。巨人が襲ってきても安心・・・むにゃむにゃ。
でも、このように漫画やゲームの世界を実現してみるのも楽しいので、地図で遊んでみてください。

関連記事

明日から使えるGoogleEarth講座初級編④ - バルーンに画像を載せるには? -

2014年09月号 vol.6【地図教材コンテスト2014特別号】

明日から使えるGoogleEarth講座初級編③ - 地図に面(ポリゴン)をいれるには? -

2014年06月号 vol.3

明日から使えるGoogleEarth講座①(初級編) -地図にポイント(場所)を示すには?-

2014年05月号 vol.1【創刊号】

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

2014年11月号 vol.11

今回は、G空間Expo2014内で伊能社中が関わったセッション各所からの報告!…