はじめに |
人文地理教材ネタ、方言を紹介!!
みなさまの地域では、断定の言葉の語尾→○○には何がつくでしょうか? 「~さんがするそう○○」
日本語について
日本語は語彙・文法・音韻・アクセントなどあらゆる面で地方ごとの方言差が大きく、異なる地方に転居や旅行した際に、言葉が通じず苦労する場合が少なくないと言われています。日本語の方言は大きく「本土方言」と「琉球方言」に分かれ、それぞれがさらに細分化できると言われています。明治以降、東京方言を基に標準語の確立と普及が進められ、地方の方言はそれを阻害するものとして否定的に捉えられるようになりました。太平洋戦争後は標準語(「共通語」とも言い換えるようになった)と方言の共存が模索されるようになってきましたが、実際には各地の伝統的な方言は急速に衰退・変質しています。
方言について
日本では「方言」という語は、「めんこい」「おもろい」「ばってん」のような標準語・共通語とは異なる各地方独特の語彙や言い回し(「俚言」)あるいはアクセントや発音の違い(いわゆる「なまり」)を指す場合が多いです。しかし、言語学ではアクセント・音韻・文法などを全てひっくるめ、その地域社会の言語体系全体を指すのが一般的です。すなわち、東京という一地域の日本語の体系ということで「東京方言」も当然存在します。標準語・共通語およびその基となった東京方言に対して、その他の方言は依然「教養のない田舎者の言葉」「訛っている」「崩れている」などと否定的に捉えられがちであり、また特定の方言に対する「○○弁は汚い」「○○弁は上品」などの意識・偏見が存在します。
断定の分布
断定の分布図を紹介します!!
あなたの住む地域の言葉はこの分布図の通りでしょうか??
様々なスケールで
言葉に限らず、地域的な違いって多いですよね?方言に関してもデータがあれば、県単位でも、市町村単位でも、 電子地図教材 であれば即座の可視化が可能です!!
電子地図教材は、人文地理的なことでだけではなく、ことばの学習、国語にも使えますね!!!!
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