伊能社中 地理・歴史科教育マガジン

2014年06月号 vol.3

iknowー地元に美術館を!ー

2014年06月13日 20:36 by fujii_sayuri

■はじめに
伊能社中地理歴史教育マガジンも無事、第三号発刊をむかえることができました。ご購読いただいている皆様、誠にありがとうございます。
さて今回は、私藤井が編集後記を担当させていただくことになりましたが、

「地元に美術を!」

って突然すぎて意味分かりませんよね…(笑)

私は奈良で文化財の勉強をしている学生です。読者の皆様には一見、地理や教育分野に関係のない私がなぜ、伊能社中に所属しているのか分からないと思います。今回はこの場をお借りして私と伊能社中のことを少し書かせていただこうと思います。



■出会い
私は島根県益田市出身です。
ご存知の方は少ないと思いますが、益田市は自然と田んぼの広がる、まさに絵に描いたような田舎です。

 
そんな田舎に芸術文化施設がたくさんあるはずもなく…地元の子どもたちは文化財や芸術に触れる機会があまりにも少ない現状です。



幼い頃から両親の影響で、様々な芸術に触れる機会が少なからず私にはありました。



最初は訳も分からず連れ回されていただけでしたが、たくさん触れていく中で、感動する作品に出会うことが何度もありました。この感動を私のような地方に住む子どもたちにも体験してほしいのです。その対象は文化財でなくても、舞台や音楽、映画、どんなものでもいい。



そういったチャンスを、地方の子どもたちも得る方法がないだろうか…そんなことを考えていた時、伊能社中に出会いました。はじめて伊能社中の電子教材を見たとき、本当にワクワクしたのを覚えています。



これを使えばどこにいても、ネット環境さえあれば、国内だけではなく世界までも飛んでいける。芸術や文化財と地元の子どもたちを繋げることができるかもしれない。そうしたワクワク感に背中を押され、私は伊能社中に所属することになりました。


 
先日、GigaPanを拝見させていただく機会があり、パノラマ撮影技術の進化に感動しました。

バーチャルミュージアムをマップに落とし、いつでもどこでも世界のミュージアムへ飛んでいくことも夢ではありません。そんなことばかり考えていると胸が高鳴ります。こうした最新技術と歴史や文化、芸術とが融合すれば益々身近なものになっていくでしょう。そして、そこで見たものを、実際に自分の目で見て感じてほしいと思っています。今すぐでなくていい。いつか自分の目で見て、身体で感じたいと思わせるようなきっかけづくりを私自身もしていければと思っています。
 


■さいごに
私はこれから伊能社中を卒業し、本格的に文化財の道へと進んでいくことになりますが、この夢は絶えず心の中に持ち続けています。いつか地元の子どもたちに文化財の素晴らしさを伝えられるようになって帰ってきたいと思います。最後までご拝読ありがとうございました。今後とも伊能社中地理歴史教育マガジンをよろしくお願い致します。
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